あいぱす!

あいぱす!

学習支援ソフト「あいぱす!」の紹介と、その他もろもろのブログです。

建設業経理士2級:理論問題対策その5

f:id:ipassdegoukaku:20191112100920j:plain


理論問題対策は今日で最後です。

今日の問題はこちら。

 

<問題>

次に述べる原価計算は、「原価計算制度」と「特殊原価調査」のどちらであるか解答しなさい。

  1. 複数の工事現場を管理する現場事務所の費用の各工事への配賦。
  2. 工事現場で使用する機械装置の買い替えに関する検討資料の作成。
  3. 自社で行っている工程について、外注した方が良いかどうかの意思決定資料を作成する。
  4. 部門共通費を複合配賦基準によって各部門に配賦する。
  5. 新工法の採用可否に関する経済計算。
  6. まだ完成していない工事に関して期末に行う総工事原価の算定。

 

<解答>

  1. 原価計算制度
  2. 特殊原価調査
  3. 特殊原価調査
  4. 原価計算制度
  5. 特殊原価調査
  6. 原価計算制度

 

<解説>

 

建設業経理士2級の理論問題については、過去記事にまとめがありますので、未読の方はそちらをまずご覧ください。

 

建設業経理士2級:原価計算の理論の巻その1

建設業経理士2級:原価計算の理論の巻その2

 

正答のコツは、あまり深く考えずにパターンで覚えてしまうことです。

 

 

特に、こういう問題のポイントは、

です。

 

①は、「複数の工事現場を管理する」とありますから、すでに工事を請け負っています。

従って解答は、原価計算制度です。

 

②は、「もし機械装置を買い替えたらどうなるか?」を検討するための資料ですから、未来の話です。

従って解答は、特殊原価調査です。

 

③は、「もし外注にしたらどうなるか?」を検討するための資料ですから、未来の話です。

従って解答は、特殊原価調査です。

 

④は、「部門共通費を配賦する」という話ですから、すでに工事を請け負い、共通費が発生しています。

従って解答は、原価計算制度です。

 

⑤は、「もし新工法を採用したらどうなるか?」を検討するための計算ですから、未来の話です。

従って解答は、特殊原価調査です。

 

⑥は、「未完成の工事についての原価計算」ですから、すでに工事を請け負い、着工しています。

従って解答は、原価計算制度です。

 


ポイントは、「すでに請け負っている工事に関するものかどうか?」
ここに注目して判断すれば、間違えないと思います。

 

 

 


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

少しでも不安が残るという方は、下記バナーをクリックして頂いて、

『あいぱす!建設業経理士2級編』をお試しください。

 

 

ダウンロードはもちろん無料。

ユーザー様よりライセンス購入希望のご連絡を頂かない限り、料金が発生することはありません。

 

あなたが目指す『合格』を確かなものにするために。

是非一度、手にとってみて下されば幸いです。