あいぱす!

あいぱす!

学習支援ソフト「あいぱす!」の紹介と、その他もろもろのブログです。

試験に合格する勉強方法。

f:id:ipassdegoukaku:20191108104423j:plain


毎年10万人が不合格になってる資格

日商簿記3級の話です。

これって、毎年10万人以上の人が不合格になっている資格なんですね。

 

日商簿記の公式ホームページにて、3級の受験者データを見てみました。

簿記 3級受験者データ | 商工会議所の検定試験

 

このデータから直近10回分を見てみると、

  • 平均実受験者数 82,758人
  • 平均合格率 46.6%

となっています。

 

試験が行われるのは年に3回ですから、毎年、24万人以上の人が受験して、13万人以上の人が不合格になってるというわけです。

 

この数字、正直いって驚きました。

 

そして、驚くと同時に思い出したことがあるんです。

 

「作業」と「勉強」の違い

それはある高校生の話。

その学生は、試験前に必死で勉強したのに、いい点が取れなかったというのです。

そこで、どんな勉強をしていたの?と聞いてみたら、なんと、

「教科書に書いてあることを、そのままノートに書き写していた。」

と言うのです。

 

つまりこの学生は、

「教科書に書いていることを、自分の手でノートに書き写す。」

という作業を、勉強であると勘違いしていたわけです。

 

「作業」と「勉強」は違います。

 

「教科書に書いていることを、自分の手でノートに書き写す。」という作業は、教科書にかいてあることを「覚える」という点において有効ではあります。

決してこの作業が無駄だと言っているわけではありません。

 

しかし、「覚える」こともまた、「勉強」とは違うのです。

 

「作業」によって「覚える」ことは、「勉強」のための準備段階なのです。

 

この例の学生さんは、「作業」をすることによって、ある程度教科書の内容を「覚える」ことはできたでしょう。

しかしそこで終わってしまって、「勉強」の段階に進まなかった。

だから、試験でいい点が取れなかったんですね。

 

「勉強」とは「理解」すること。

 本当の勉強とは、「理解」することです。

 

教科書の内容を覚える。それは単なる暗記という作業であって、勉強ではありません。

 

勉強とは、教科書に書いていることについて、なぜそうなのかと理解することです。

 

言い換えれば、

教科書の内容を、復唱することができるようになるのが、暗記。

教科書の内容を、自分の言葉で説明できるようになるのが、勉強です。

 

こういう意味での「勉強」には、もちろん「暗記」も欠かせません。

そして「暗記」をするためには、そのための「作業」が必要です。

 

教科書に書いてあることを覚えるということは、ある程度必要ではありますが、それよりもっと大事なことは、教科書に書いてあることを自分の言葉で説明できるかどうかです。

 

ここが分かっていないと、いくら「作業」していても試験の点は伸びません。

 

毎年10万人が合格している資格。

最初に述べたように、日商簿記3級は、毎年10万人以上の方が不合格になっています。

 

しかし、それと同時に、毎年10万人以上の方が「合格」している資格でもあります。

 

この差は一体なんなのかと考えてみたら、やはり「作業」をしているのか、「勉強」をしているのかの差だと思うんです。

 

仕訳の仕方を覚える。伝票の書き方を覚える。

これらは必要な「作業」です。

 

しかし、覚えただけで終わってしまっては、不合格組の仲間入りです。

合格組に入るためには、覚えたことを自分の言葉で説明できるよう、「勉強」することが必要なのです。

 

試験に合格する「勉強」方法

日商簿記3級は、決して難しい資格ではありません。

勉強の仕方さえ間違えなければ、必ず合格できると思います。

 

私自身が、全くの簿記素人から建設業経理士2級試験に合格できた、おすすめの勉強方法は次のとおり。

 

  1. まずはいきなり問題を見る。
  2. 当然、分からないので、すぐに答えと解説を見る。
  3. 問題と解説を見て、なぜこの答えになるのかと考える。
  4. 考えてみて、納得できてもできなくても、次の問題にとりかかる。
  5. ひととおり最後まで見たら、また最初から繰り返す。

これです。

 

このうち大事なのは 3 のところです。

「なぜ、この答えになるのか?」

これを考えることが大事なのです。

 

当たり前のようですが、これをちゃんと意識しているかどうかで、勉強の効率が変わります。

 

問題を見て、その答えを知った時に、常に「自分の言葉で説明できるか?」と考えてみることで、今自分がどれくらい理解しているかを知ることができます。

 

そして、今自分が何を調べ、何を学ばなければいけないのかが見えてきます。

 

やみくもに「勉強」するのではなく、どこに向かって走ればいいのかが分かるのです。

 

日商簿記3級に限った話でありません。

あらゆるジャンルの勉強に共通していることです。

 

そして、 4 のところも結構重要です。

納得できてもできなくても、あまり気にせず次に進む。

 

ある時点で理解できなかったことが、次々と進んでいくうちに、いつのまにか理解できていることがあります。

 

時には立ち止まってじっくりと考えることも大事ですが、そうするべき時と、気にせず進んだ方がいい時との判断は、「理解する」ことを意識した勉強をしていると、おのずと分かってきます。

 

問題を見る → 答えと解説を見る → なぜそうなるのかを考える → 次の問題を見る → 最後まで行ったらまた最初から繰り返す

 

「勉強方法が分からない」とか、

「勉強してるのに成果がでない」とかお悩みの方は、

「理解する」ことを意識して、このループを繰り返していると、驚くほどの効果を実感できると思います。

 

効果的な学習ツール

問題を見る → 答えと解説を見る → なぜそうなるのかを考える → 次の問題を見る → 最後まで行ったらまた最初から繰り返す

 

このループを、よりスムーズに行えるように開発したのが、「あいぱす!シリーズ」です。

 

ipassdegoukaku.wixsite.com

 

シリーズといっても、2019年11月現在、建設業経理士2級編しかありませんが、日商簿記3級編を今年中に公開できるよう制作中です。

 

興味を持たれた方は、是非一度、手に取ってみてください。

間違いなく、目指す「合格」を引き寄せる力になると思います。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。