建設業経理士2級:理論問題対策その2
今日の問題はこちらです。
<問題:原価計算基準>
次の文章は、原価計算基準による原価の本質について述べたものである。
空欄に当てはまる用語を、用語群より選択しなさい。
- 原価は、( ① )の消費である。
- 原価は、経営において作り出された( ② )に転嫁される価値である。
- 原価は、( ③ )に関連したものである。この( ③ )には、基本的に財務活動は含まない。
- 原価は、( ④ )なものである。原則として偶発的、臨時的な価値の喪失を含めるべきではない。
<用語群>
経営目的 / 生産目的 / 経営活動 / 一定の給付 / 経済価値
市場価値 / 正常的 / 標準的
<解答>
① 経済価値
② 一定の給付
③ 経営目的
④ 正常的
<解説>
建設業経理士2級の理論問題については、過去記事にまとめがありますので、未読の方はそちらをまずご覧ください。
正答のコツは、あまり深く考えずにパターンで覚えてしまうことです。
一度は目を通しておきましょう。
①は、「経済価値」が入ります。
「経済価値」とは、簡単に言うと、「より多くのお金を得るために、消費しなきゃいけないお金」のことです。
つまり「原価」とは、「お金を得るために消費されたお金」のことです。
②は、「一定の給付」が入ります。
「一定の給付」とは、簡単に言うと、「製品やサービス」のことです。
つまり「原価」とは、「お金を得るための製品製造や、サービス提供のために消費されたお金」のことです。
③は、「経営目的」が入ります。
「経営目的」とは、簡単に言うと、「利益を得るための主な仕事」のことです。
例えば、工事用資材の購入費用は、「工事を完成させ利益を得る」ための消費ですから、原価に含まれます。
しかし、事務用パソコンの購入費用は、利益を得るための消費ではありませんので、原価には含まれません。
④は、「正常的」が入ります。
災害や盗難など、異常な損失は原価に含まれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
少しでも不安が残るという方は、下記バナーをクリックして頂いて、
『あいぱす!建設業経理士2級編』をお試しください。
ダウンロードはもちろん無料。
ユーザー様よりライセンス購入希望のご連絡を頂かない限り、料金が発生することはありません。
あなたが目指す『合格』を確かなものにするために。
是非一度、手にとってみて下されば幸いです。